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お客さんとグーグルの両方に信頼されるSEO

ホームページは信頼が命

もし高額のダイヤモンドを購入するならば、路地裏に屋台を出している外国人ではなく、名の知れた有名な宝石店で購入したいと考えるのが普通です。
商品を購入するなら信頼できる相手から購入したいからです。
ホームページも同じです。
ネットは怖い、ネットは詐欺師ばかり、ネットは便所の落書き。
そのように考えている人がまだまだ沢山います。
そんな人は、何かを調べたり、何かを購入したりするとき、そのホームページが信頼できるかどうかを慎重に見極めています。
だから、ホームページに信頼性があるかどうかは、売上に直接影響する大事な問題です。
もしあなたのホームページに信頼性がなければ、何を言おうと、何を売ろうと、誰も話を聞いてくれません。

グーグルもあなたの信頼性を見定めている

グーグルの検索結果の上位に表示される(SEO)ためにも、ホームページの信頼性は重要です。
ウェブマスター向けに公開されているグーグルの公式ブログでも、それが伝えられています。
少し長いですが、ホームページに関わる方にはとても重要なので、引用します。

■良質なサイトを作るためのアドバイス
・あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
・この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
・サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
・あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
・この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
・このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
・この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
・同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
・コンテンツはきちんと品質管理されているか?
・この記事は物事の両面をとらえているか?
・このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
・次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
・コンテンツが外注などにより量産されている
・多くのサイトにコンテンツが分散されている
・記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
・健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
・サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
・記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
・記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
・ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
・記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
・記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
・記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
・ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
・このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?

「グーグルウェブマスター向け公式ブログ」より引用
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html

太字は筆者によるもの。

これらの項目を満たすページが優れたページだとグーグルが言っているわけです。
そして、この中には「信頼」「安心」といった言葉が多く使われているのが分かります。
信頼性の高いページを検索結果の上位に表示することがユーザーのためになると、グーグルが考えている証拠です。

財産や人生に関するページは特に信頼性が重要

全てのホームページに信頼性が必要かというと、必ずしもそうではありません。
例えば、ゲームアプリのレビューサイト、ジョーク集、ペットの写真ブログなど、一般人が気軽に書いた記事なら、少々信頼性や専門性が足りなくても、読者は満足してくれるかもしれません。
しかし、もっと重要な情報、例えば老後の資産形成プラン、法人税の計算式、新生児の重大な病気、最新のガン治療薬とその副作用。
このようなページには、高い信頼性が必要です。
なぜなら、もしこのような情報が間違っていたら、読者の人生に大きなダメージを与えてしまうかもしれないからです。
グーグルは、そのような事態が起こらないように、財産や人生に影響を与えるページをYMYLと定義し、そこには高い信頼性が必要だとしています。

Some types of pages could potentially impact the future happiness, health, or wealth of users. We call such pages“Your Money or Your Life” pages, or YMYL.
We have very high Page Quality rating standards for YMYL pages because low quality YMYL pages could potentially negatively impact users’ happiness, health, or wealth.
[翻訳]
ある種のページは、ユーザーの幸福や健康、財産に潜在的な影響を与える可能性があります。私達はそのようなページをYMYL(Your Money or Your Life)と呼んでいます。
クオリティの低いページはユーザーの幸福や健康・財産に悪い営業を与える可能性があるので、私達は、YMYLのページにとても高い品質基準を設定しています。
2015年 googleガイドラインより引用。翻訳は筆者。

YMYL:Your Money or Your LIfe
あなたの財産やあなたの人生に影響を与えるページ
YMYLの例
投資、税金、退職プラン、住宅購入、大学の学費、保険加入、移住、親権、離婚、病気、ケガ、医薬品、栄養などに関するページ

信頼されるホームページの要素

グーグルとお客さんの両方に信頼されるホームページを作るためには、具体的に何をすればいいのでしょうか。
やるべきことは沢山ありますが、なかでも、「やればいいだけ」「言えばいいだけ」といった簡単なものを中心に、以下に紹介します。

お問合せフォームを設置する

ホームページに問合せフォームがないのは、苦情も問い合せも受け付けないと宣言しているようなものです。
およそ、信頼できる会社の態度ではありません。
特に、財産や人生(YMYL:YourMone or YorLife)に関するサービスでは、問合せフォームが必須だとグーグルも見解を示しています。

Important: For YMYL pages and other pages which require a high level of user trust, an unsatisfying amount of any of
the following is a reason to give a page a Low quality rating: customer service information, contact information, or
information about who is responsible for the website. For other types of websites,
重要:YMYL(お金や財産)に関するページと、その他高い信頼が必要となページでは、以下の要素が不足していると、低クオリティのページだとみなされます。
カスタマーサービス情報、コンタクト情報、ウェブサイトの責任者情報。
2015年 googleガイドラインより引用。翻訳は筆者。

サイト運営者・責任者の情報を明記する

YMYLページならば、これも必須です。
名刺も出さずに、いきなり商品の説明をする営業マンがいたら、その人は頭がどうかしています。
名前も知らない人と重要な取引をする人はいません。
ビジネス用のHPならば、法人名、代表者名、ウェブ担当者氏名、住所、電話番号などの明記がそれにあたります。

構造化データを利用する

(この項目は主に対グーグルだけの施策です。)
ウェブサイトに上記の運営者情報を記載したら、それを構造化データとしてマークアップすることをお勧めします。
構造化マークアップとは、グーグルの理解を助けるために行うhtmlの記述の仕方です。
グーグルは、そのページに何が書かれているかを正確に理解しようと進化してきましたが、いまだに限界はあります。
構造化データを利用すると、ウェブサイトの情報を正確にグーグルに伝えることができます。
参照:構造化データマークアップ

グーグルマイビジネスに登録する

グーグルマイビジネスは、主に店舗ビジネスが利用するサービスで、お店の名前、業種、住所、電話番号、営業時間、写真などをグーグルに直接登録する仕組みです。
店舗ビジネスを運営されている方は、「自分の店舗名」や「地名 業種」でグーグル検索してみてください。
おそらく、下の画像のようなマップに、自分のお店が掲載されているはずです。
bar
これは、グーグルがタウンページなど、他の提携サイトから得た情報を使って、自動的にあなたのお店を検出して掲載しています。(開業したてのお店は掲載されていないこともあります)
しかし、勝手に宣伝してくれるのは結構なのですが、情報が不正確だったり、使って欲しくない画像を使われていたりして、逆に信頼を損ねてしまうことがあります。
グーグルマイビジネスに登録すれば、これを正確な情報に修正することが可能です。
正確な情報を提供することで、お客さんとグーグルの両方から信頼を得ることができます。
飲食店や物販店、治療院など、店舗ビジネスの場合は、必ず登録するべきです。
一般の人に知られたくない会員制の隠れ家レストランでもなければ、グーグルマイビジネスに登録するデメリットはありません。
なお、グーグルマイビジネスを利用するためには、ハガキまたは電話による認証が必要です。
実際に営業している店舗しか取得できないので、その点でもグーグルからの信頼を得ることができます。
参照:グーグルマイビジネス

個人情報保護方針を明記する

個人情報保護は、時代の流れです。
法律的にも必要だし、ユーザーも見ているし、グーグルも必要な要件だと明記しています。
あまり知られていませんが、グーグルアナリティクスを利用するなら、必ず明記せよと、グーグルの利用規約にも書かれています。

お客様は、プライバシー・ポリシーを掲載しなければならず、プライバシー・ポリシーの中で、お客様がデータ収集のためにcookieを使用していることを告知しなければなりません。お客様はGoogle Analyticsを使用していること、およびGoogle Analyticsがどのようにしてデータの収集および加工を行うのかを開示しなければなりません。
Google アナリティクス サービス利用規約」より引用

ホームページに、決済システム、問い合わせフォーム、電話問い合わせ、メルマガの配信などを行っているサイトは必ず設置しましょう。

SSL通信を導入する

SSL通信とは、ウェブサイトでの情報のやりとりを暗号化して、セキュリティを高める仕組みです。
SSL通信が利用されているサイトは、ブラウザのURLバーを見ると、URLの最初が”http”ではなく、”https”になっていて、鍵のマークが表示されています。
ssl通信
グーグルは、全てのサイトにSSL通信を導入すること推奨していて、検索結果の評価にも影響を与えてると以下のように明言しています。

HTTPS をランキング シグナルに使用します
2014年8月7日木曜日
セキュリティは Google の最優先事項です。Google は、デフォルトで強力な HTTPS 暗号化を導入するなど、業界でも最先端のセキュリティを Google サービスに導入することに力を注いでいます。
~中略~
ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。

「Googleウェブマスター向け公式ブログ」より引用
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2014/08/https-as-ranking-signal.html

セキュリティに関することなので、決済を行うショッピングサイトや重要な個人情報をメールフォームで扱うサイトは導入が必須です。
また、YMYL(財産や人生)に関するサイトも導入を検討するべきでしょう。
SSL通信は、最も安いところで、年間1000円程度から導入できます。
設定作業も、ウェブ担当者ならそれほど難しくないので、信頼を求めるビジネス用のサイトなら、導入を検討するべきだと思います。
ちなみに、今ご覧頂いているこのサイト「集客部」もSSL通信を利用しています。
URLの頭にhttpsとカギのマークがついているのが分かると思います。

独自ドメインを使う

ドメインは世界に一つしか存在しないネット上の住所です。
ビジネス用のHPならば、必ず独自ドメインを利用しましょう。
匿名で登録できる無料のHPスペースや無料ブログをビジネスに使うのはお勧めできません。
これらは、いわば匿名で出店できる屋台やフリーマーケットのようなものです。
住所がない会社を信用する人は多くいません。

同じドメインを長く利用する

創業100年の鰻屋が、創業1年目のパン屋よりも信頼されるように、同じドメインでずっと商売を続けているサイトはそれだけで信頼されます。
SEO用語で、「ドメインエイジ」なんて呼ばれているのがこれです。
ただし。
古いドメインが有利だからといって、中古のドメインを購入しても意味がありません。(昔、流行りましたが)
地域に信頼されていた創業100年の鰻屋が惜しまれつつ閉店した跡地に、新しい人がクレープ屋を作ったとしたら、そのクレープ屋の信頼度はゼロから始まります。鰻屋の信頼を引き継ぐわけではありません。
当たり前ですよね。
そんな当たり前のことを、グーグルはきちんと分かっています。

外部からリンクされる(被リンク)

アカデミックな世界では、ある学術論文の価値を判断する際、その論文が他の論文に引用された回数を一つの指標とします。
優れた論文は、末永く多くの論文から引用され続けるという理屈です。
この考え方は、グーグルがウェブサイトの価値を評価するときにも応用されていて、リンクの質と数が、検索ランキング決定の強い要因であることを明言しています。
つまり、沢山のウェブサイトからリンク(引用)を受けているサイトは、それだけの価値と信頼性がある証拠だ、というわけです。
他のウェブサイトや、まとめサイト、ソーシャルなどから沢山のリンクを集めることができる、優れたコンテンツを作りましょう。
それが信頼性獲得につながります。
なお、自作自演でリンクをはったり、お金を払ってリンクを購入することは、グーグルは以下のように禁止しています。

PageRank や Google 検索結果でのサイトのランキングを操作することを意図したリンクは、リンク プログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。

グーグルSerchConsoleヘルプ「品質に関するガイドライン」
より引用

昔は(2010年ぐらい)リンク購入が検索結果向上に働いたこともありましたが、現在は全く役に立たないどころか、悪質なサイトだとみなされ、検索結果に全く表示されなくなってしまうことがあります。
外部リンクを販売するSEO会社は、「うちのリンクはバレない」と売込んできますが、余裕でグーグルにバレてます。
とにかく、外部リンクにお金を払ってはいけません。

外部の有益なサイトに発リンクする

SEOの情報を見ていると、「外部にリンクを張る(発リンクする)と自分のサイトの評価が下がる」なんて意見をみかけますが、デマです。
再び学術論文の話ですが、優れた論文は、他の優れた論文から多く引用して成り立っています。
何かを論じているページなら、その根拠や、参考資料、引用にリンクを張るのが自然だし、また読者もそれを求めています。
例えば、まさに今あなたが読んでいるこのページでも、私がグーグルの見解に関して述べるときは、しつこいぐらいに引用元をリンクを張りました。
これは、「~だと思う」「~かもしれない」などと私の曖昧な意見を述べるよりも、「グーグルの公式見解がこうなっている」と根拠を示したほうが、確かな情報だとあなたに信頼してもらえると判断したからです。
あなたも、自分が書いた記事で、外部のサイトを参照することが読者にとって有益だと考えるなら、ぜひともリンクを張って紹介しましょう。
引用元が信頼できるサイトならば、あなたが述べていることも信頼されます。

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