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愛の告白とセールスの共通点

私が中学生3年生だった時のことです。

ある日の夜、確か19時ぐらいだったと思います。家の電話が鳴りました。

まだ携帯もポケベルもなかった時代です。

「はい。須藤です」

母が電話にでると、ニヤニヤしながらふり返り、受話器に手を抑えて
「タケー、電話だよ、女の子から」
と、ソファーで少年ジャンプを読んでいた私を呼びました。

女の子?誰だろ。
まさか、コ☆ク☆ハ☆ク?

内心ドキドキです。

とはいえ、思春期ど真ん中の中3男子なので、母にそんな心境を見透かされるわけにはいきません。

「は?女子?なんだよ。ねみーのにさあ」
なんて、ちょっとイラついた態度を見せて牽制しながら電話に出てみると

「あっ、須藤先輩ですか?」

ん?後輩?

「え、はい。そう・・・だけど・・・」

サッカー部の後輩なら沢山いますが、後輩の女子なんて1人も知りません。

てか、誰?

「実は、須藤先輩のこと好きなんです。付き合って下さい!!!」

と畳みかけてきました。

「うわー、本当に、こ、こ、こ、告白だ。ど、ど、どうしよう」

と慌てふためきましたが、数秒後に、当然の疑問が沸きました。

いや、うん、落ち着け落ち着け。
ちょっと待てよ。と。
てか、ほんと、アナタ誰?

詳しく聞いてみると、隣の中学の一学年下の女の子で、その中学にサッカー部の試合をしていた私を何度か見かけて、好きになったというのです。

自慢じゃないですが、私は中学の時すでに身長が180センチを超えていて、今より20キロも痩せていて、サッカーも八千代市選抜に選ばれるぐらいに、そこそこうまかったのです。

嫁からは
「眠そうなカバみたい」

とからかわれる顔面は今と変わりませんが、顔が見えないぐらい遠くからサッカーをしている私を見たら、ちょっとカッコよく見えたのでしょう。

しかし、だからといって、いきなり電話をかけてきて、告白するのはいかがなものでしょうか。
いくら、恋愛なんてマンガの中でしか知らないチェリーボーイの中3男子とはいえ、名前も顔も知らない、話したこともない女の子から「好きです」なんて言われても、
「実は俺も好きだったんだ。付き合おう」
なんてなるはずがありません。

仕方ないので、
「え、あ、ありがとう。でもごめんね」
なんて言って断り、そのまま電話を切りました。

それ以降、その女の子からは、二度と電話がありました。

さて、ですね。

別に、私が中学時代にモテたという自慢話をしたいわけではありません。

私が言いたいのは、
「信用されるには段階がある」
ということです。

もし、彼女が大人の女性だったら、どうするでしょうか。
きっと、私の知人を通してグループでの飲み会でも開き、私と連絡先を交換し、数回のラインのやりとりをして、二人で飲みに行って、次は映画でも見に行って、何度か会ううちに、いつのまにか・・・

といった段階を踏むことを考えるはずです。
重要な決断を迫るには、それなりの手順があるのです。

これは、商品やサービスを販売するときも同じです。

初対面の人に向かって、いきなり高額の商品を販売しても、売れることはありません。
ほとんどの場合、相手の反応は
「ほーん。で、あんたダレ?」
です。

だから、一つ一つ、手順を踏み、信用を重ねて初めて、商品を購入してくれます。

ここからが重要なのですが、その手順をパターン化し、自動的に行われる仕組みにすることをマーケティング用語では、「ファネル化」と呼びます。

ファネルとは、口の小さな容器に液体をそそぐときに使う「漏斗(じょうご)」のことです。

ビジネスの流れがファネル化されれば、経営者の仕事は一気に楽になり、売上も跳ね上がります。
ちょっと長くなってしまったので、今回はここまで、

次回は、典型的なファネルのモデルについてお伝えします。
いわゆる、リード、フロントエンド、バックエンドの話です。

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