2018年のウェブマーケティングの変化を予想
ようやく年賀状を書き終わったウェブマーケティングコーチの須藤です。こんにちは。
仕事関係の人に年賀状は一切出さないのですが(なので出さなくていいですよ)、親戚には出さなくちゃいけないので、大変です。
ウェブマーケター(キリッ)なんてパソコンが得意そうなこと言っておきながら、年賀状の宛名書きは手書きです。
今回は、年末らしく、来年のウェブマーケティングの変化を予想してみようと思います。
ちょっと専門的なことも含まれていますので、「へぇー、そんなもんかねえ」と軽く聞き流しておいてください。
モバイルファーストが進む
これは、予想というより確定の話ですね。
モバイルファーストとは、平たく言えば、
「ホームページってのはスマホで見るのが普通になったから、スマホ表示をちゃんと作ろうね」
ってことです。
以前からモバイルファーストの重要性はウェブ業界で叫ばれていたのですが、2018年にグーグルがモバイルファーストインデックスを導入すると決定したことで、より重要になりました。
もはや、ホームページがスマホ対応していないというのは、論外です。
そのうえで、モバイル表示の読込速度やナビゲーションなどを磨き上げる必要が出てくると思います。
音声検索が広まる
スマートフォンを使っている方は スマホに向かって「オッケーグーグル!」とか「Hey!シリ!」なんて話しかけるとウェブ検索できることは知っていますよね。
アメリカでは、若者の50%以上がこの音声検索を日常的に利用していますが、日本では、認識ミスが多くて使う人の割合が少なかったようです。
しかし、最近になって音声認識技術が飛躍的に高まり、高い精度で日本語を認識してくれるようになりました
合わせて、最近グーグルホームやアマゾンエコーといった商品が発売されたことで、「機械に話しかける」ことがより日常的になってくると考えられます。
音声検索は、通常のウェブ検索と違って検索クエリが異なるので、SEO対策にも色々と影響がでてきます。
ネット広告に機械学習の活用が進む
2017年は、人工知能の進化が何かと話題になりましたが、すでにネット広告の運用では、機械学習の技術が次々に導入され始めています。
グーグルアドワーズ広告ならば、「拡張 CPC」 、「目標コンバージョン単価」、「スマートディスプレイ広告」
なんてのが、それですね。
こういった機能を導入することで、より成果がでるターゲットに最適のクリック単価を自動で設定して広告を表示してくれます。
2018年のネット広告は、この機械学習の活用がさらに進むのは間違いないと考えています。
チーム対チームの戦いが強まる
マーケティングはチーム戦です。
技術的な面はもちろん、情報という面でもチームでの戦いです。
僕は、飲み会や勉強会などには積極的に参加する方ですが、2017年は、〇〇塾、〇〇会のような、「コミュニティ」が沢山生まれているなと強く感じました。
2018年は、こういったコミュニティ内でできたチーム同士が、あちこちでしのぎを削り合うんじゃないかな、と思っています。
だとすると、どのコミュニティに所属するか、つまり、誰とチームを組むかが、来年以降はより重要になると考えています。
メルマガは終わらない
メルマガは、あらゆる業界でウェブマーケティングの主役でした。
しかし、最近、
「メルマガは終わった」
「メルマガなんて誰も読んでない」
「みんなメールじゃなくラインやmessageを使っている」
なんていう意見をよく耳にします。
いやいや。
メルマガは終わってませんよ。
メルマガを読んでくれないのは、面白くないからです。
内容が面白ければ、ちゃんと読んでくれます。
みんなメールをを使っていない?
そんなもことありません。
FBやラインを登録するとき、メールアドレスが必要です。
ネットショッピングで注文すればメールで返信がきます。
2018年も、メルマガは強力な集客ツールであり続けます。