ワインがあるのにチーズがない!とな
先週、友人と飲みに行ったときのことです。
メニューを見ていたら、
「今日はボジョレヌーボーがありますよ」
と店員さんに言われました。
「そういえば、そんな時期だったか。じゃあ、1本開けて飲もう。」
となりました。
そして、「せっかくワイン開けるんだし、つまみにはチーズの盛り合わせみたいなのを頼もう」
となったのですが、なんとそのお店は「チーズはメニューにありません」なんて言います。
は???
私はワインに詳しいわけではないので、本当にワインにチーズが合うのかとかはよくわかりません。
ただ、日本人の固定概念として、
日本酒には塩辛!!
ビールには枝豆!!
ワインにはチーズ!!!!
みたいなのがあると思うんです。
だから、せっかくボジョレヌーボーを仕入れたのだからチーズも一緒に仕入れたら売上が増えるのに。
なんて心の中で思いながら、「あっそうですか。じゃあ、ナッツお願いします」なんて、あっさり引き下がりました。
クロスセルをやってますか?
何かの商品を販売したとき、関連する商品を”ついで”に売ることをクロスセルと呼びます。
クロスセルは、お客さんに喜ばれながら売上を伸ばすチャンスです。
例えば、ハンバーガーショップの「ご一緒にポテトもいかがですか?」が、まさにクロスセルです。
他にも食品スーパーで焼きそばの棚のすぐ近くには紅ショウガが売っているし、お肉のコーナーには焼肉のタレが売っています。
車を新車で購入すると、保険の案内や車のカバー、その他様々なオプションを提案されます。
それが本当に必要なものなら、お客さんとしても、「あ、そっか。じゃあそれももらってくわ」と喜んで購入してくれます。
あなたの商品やサービスには、ついでに販売するものはありませんか?
くれぐれも、ワインはあるのにチーズがないなんて不親切なお店にならないように付けましょう。