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美容室がハガキDMで集客する方法

美容室がハガキでDMを出す目的

美容室の収益は、何度もリピートしてくれる優良顧客の数によって決まります。
客単価の低い(広告費もかかる)新規客をどれだけ集めても、収益は向上しません。
リピート客を増やす工夫をせずに、新規客ばかりを集めるのは、穴の空いたバケツに水を汲むようなものです。

ハガキDMを出すお客様とタイミング

お客様にとっての記念日

典型的な使い方は、お客様の誕生日です。
お祝いの言葉とともに、割引クーポンやノベルティのプレゼントで来店を促します。

お店にとっての記念日

5周年記念、○○店出店記念、リニューアル記念などが考えれます。
ほかに、親しみやすいパーソナルな要素を入れるなら、店長の結婚記念、ペットの猫の出産記念、新人スタッフの入店記念など、アイディア次第で面白い企画が作れます。
割引クーポンを配るのもいいですが、記念日に合わせた抽選会を行うのもよくあります。

世間一般のイベント日

年賀状やクリスマスカードの体で送ることもできます。
また、成人式や花火大会に合わせて、特別なメイク、セットを案内するDMも考えれます。

来店直後

「今日は来てくれてありがとう」とお礼のDMです。
店として出すよりも、担当したスタッフの手書きを添えて出すと効果的です。
このDMに割引クーポンを付ける必要はありません。

来店から3~4か月後

来店サイクルを効力仕手、お客様が「そろそろ美容室に行こうかな」と思うタイミングで送ります。
他店に浮気されないように、釘を刺す意味があります。
これも担当スタッフから送るのがいいでしょう。

長い間来店していない失客

失客の定義は難しいですが、女性なら8ヵ月も来店がなかったら、普通は他の店に流れてしまったと考えるのが普通です。
お客様が来店しなくなる理由は、サービスや値段に不満を持ったからではなく、他店の割引クーポンに流されたり、なんとなく店を変えただけというケースがよくあります。
そこで、失客を取り戻すためにDMを送ります。
失客DMには、割引やノベルティなど、何かしらのオファーが必要です。

ハガキDMにかかる費用

ハガキDMにかかる費用は、郵便料金と制作料金の二つに分けることができます。
郵便料金は何枚送ろうとも1枚52円で固定なので、制作料金で総額が変わります。

ハガキの制作料金

制作料金は全て自分で作る場合と、業者に制作を依頼する場合とで異なります。
デザインが全く同じだとすれば、少数ならば自分で作ったほうが安いものの、枚数が増えればその差は小さくなり、4000枚を超えるあたりから業者に依頼する方が安くなるかもしれません。
ただし、家庭用のプリンターで作ったハガキが、業者が印刷工場で作ったハガキと同じクオリティになることはあり得ません。
また、作る手間をスタッフの時給に置き換えて考えれば、300枚ぐらいから業者に依頼することを検討した方が現実的です。

*自分で作る場合、ポストカードを使わず52円ハガキを使えばもっと安くなりますが、印刷のクオリティが下がります。
*自分で作る場合の紙代はポストカードを量販店で購入した場合の市場価格
*自分で作る場合のインク代はプリンターの機種によって変動します。
*業者のデザイン料金は参考価格。業者によって変動します。

100枚の場合

デザイン 紙代 インク代 合計
自分で作る場合 0円 約500円 約1,000円 約1,500円
業者に依頼する場合 約50,000円 約1,500円 紙代に含まれる 約51,500円

3000枚の場合

デザイン 紙代 インク代 合計
自分で作る場合 0円 約20,000円 約40,000円 約60,000円
業者に依頼する場合 約50,000円 約9,300円 紙代に含まれる 約59,300円

効果のあるハガキDMを作るポイント

人の温もりを意識する

綺麗に作ったDMは、どこかの会社が大量印刷して機械的に届けられたような気がします。
それでは、藩王してくれません。
人の心が動くDMは、それを作った人の温もりが感じられるものです。
年賀状に手書きで一言添えると嬉しい理屈と同じです。
例えば、手書きするのは不可能なら一枚一枚切手を貼ると、受け取ったときの印象が全く違います。
また、それすら不可能なら、メッセージの一部に手書きフォントを使うだけでも変わってます。

手書きフォント

美しさを求め過ぎない

美容室のDMは、スタイリッシュでカッコいいものを作りがちです。
美容師さんは美に関わる職業なので、カッコいいもの、美しいものを目指すのは職業的な本能なのかもしれません。
もちろん、店のブランドに関わるのでDMが美しいのは重要なのですが、DMを発送する目的はあくまで集客。
美しすぎることで、集客のマイナスに働くなら、それを取り除くべきです。
例えば、集客できない美容室DMは、こんな間違いを犯しがちです。
意味のない外人の写真。カッコいいけど、日本人は全く共感しません。
読めない筆記体の店名。どこの店から届いたのかすら分かりません。
薄いグレーの小さな文字。年配の方には読めません。若い方でも読む気が起きません。
英語で書かれたメニュー表。何を言っているのか分かりません。
何を宣伝したいのか分からない文面。もはやDMを出す意味すらありません。
下の画像はちょっと大げさにダメなDMの例を作りましたが、これに近いDMを送って、「全然集客できないなあ」と嘆いている美容室が結構沢山あります。

[失敗する美容室DMのよくある例]

失敗する美容室DMの例

割引の有効期限を入れる

DMで割引を案内するのであれば、必ず有効期限を設定しましょう。
もし有効期限がなければ、「じゃあそのうち行こう」と後回しにされて、そのまま忘れられるか、捨てられてしまいます。
有効期限は長すぎても意味がありません。
期限を長くして、できるだけ多くのお客さんが使えるようにしたいという気持ちは分かりますが、どうせ「3カ月有効」なんて設定しても、、期限がないのと同じく、そのうち捨てられます。
なので、割引の有効期限は長くてもせいぜい20日。できれば2週間以内に設定しましょう。

店の外観写真を載せる

お店の方には悲しいことですが、お客さんは美容室の名前を覚えていないことがよくあります。
そんなお客様に、店名だけ書いたハガキを送っても、「このお店どこだっけ?」となります。
思い出す前に捨てられてしまうかもしれません。
その点、お店の外観は覚えている可能性が高いので、「ああ、あの店ね」とすぐに伝わって、必ず読んでもらえます。

お店の地図を載せる

一度来店してくれたお客様なんだから地図なんか必要ないと思うかもしれませんが、絶対に必要です。
なぜなら、お店の地図を載せるのは、外観の写真を載せるのと同じ理由だから。
つまり、外観を見ても思い出せないお客さんのために、「この場所にある美容室ですよ」と思い出してもらうことが目的です。
→美容室の失客DMの作成代行サービスはこちら


[この記事を書いた人]
須藤 健之(すどうたけゆき)
株式会社クロスライン代表取締役。
グーグルアドワーズ認定資格者
1977年、千葉県生まれ。日本大学経済学部卒。
株式会社イトーヨーカ堂(現セブンアンドアイホールディングス)にて8年勤めた後に退職。
2007年、株式会社クロスラインを創業。
中小企業に、ウェブからの集客、利益増の方法を提案。

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